避妊以外に生理不順にも効くピルと原発性胆汁性肝硬変

最近、女性の注目を集めているのが低用量ピルです。
日本では、避妊のためにコンドームを使用するケースが多いです。
しかし、欧米では、避妊のためにコンドームだけでなく、女性がピルを使うケースも少なくないのです。
コンドームは、正しく使用していると思っていても妊娠する可能性があり、コンドームを正しく使用していない場合は、さらに妊娠の可能性が高くなります。
低用量ピルの避妊効果は、ほぼ100%です。
昔のピルと違って、低用量ピルはホルモンの含有量が少ないため、副作用も少なくなっています。
女性の中には、生理不順の悩みを抱えている人も多いのですが、低用量ピルは、生理不順や生理痛の改善も期待できます。
生理不順や生理痛が改善されることで、精神的にも楽になる人が多いです。
低用量ピルは、ホルモンバランスを整えるので、大人のニキビの改善にも役立ちます。
仕事をしている女性の中には、キャリアのために、計画的に妊娠したい人もいます。
低用量ピルの服用を中止すると、排卵が始まり、計画的に妊娠することが可能です。
病気の中には、未だに原因が解明されていない難病があります。
原発性胆汁性肝硬変も、難病のひとつです。
原発性胆汁性肝硬変は、中年の女性が発生することが多い病気です。
肝臓には、肝細胞で作られた胆汁が排泄される管があります。
肝臓の小葉間胆管から隔壁胆管にかけて、徐々に破壊されて胆汁の流れが悪くなり、最終的に肝硬変に進行するのが、原発性胆汁性肝硬変です。
確立された治療法はないものの、薬物治療と肝移植療法を行うケースが多いです。
米国の脳死肝移植では、適切な移植時期が選択された場合、移植後の5年生存率が7割を超えています。
原発性胆汁性肝硬変の患者は、胆汁分泌のことを考えて、脂肪を取りすぎないように気をつける必要があります。